東日本について語る! ※全クラストーナメントあり

東日本の動画のアップも一通り終わったので、

ちょっと東日本を振り返ってみたいと思います!

選手を引退したことで、

試合をちょっと外から見れるようになったので、

自分的なイメージで勝手な事を書かせてもらいますんで、

あまり真に受けないでくださいね(笑)

そして、

悪く言ってる事があっても、気を悪くしないでくださいね

自分の立場とかも考えると、余計な事は言わない方が良いのでしょうが、

好きな事言えなきゃブログやってる意味ないので、

非難覚悟で好きなこと書いちゃいます!

※そんなに過激なことは書いてないと思いますが

 

まずトゥル、

女子1段は、吉井選手の優勝!

男子1段は、崔源泰選手の優勝!

男子2段は、橋本選手の優勝!

男子3段は、吉川選手の優勝!

です

※一段のトーナメント、準決勝の青線間違ってますね

実力のある選手たちが順当に勝ちあがってますね!

トゥルは間違えて失格になることもあるので、

番狂わせは意外と多いです

が、実力のある選手はそうそう間違えないので、

今回はほぼ順当な結果かと思います

あ、でも2名ほど、とんでもない間違えをした選手がいましたね

一瞬目をうたがいました(笑)

ははは

 

まず女子は吉井選手が優勝!

東京都大会でも優勝してたので、とても印象に残ってるのですが、

上手でした!

今回の東日本の結果も、

やはり吉井さんの優勝は順当だと

個人的に思いました

全日本も期待しちゃいますね!

学生のうちは、とくにたくさん練習できると思うので、

ぜひ頑張って来年の全日本でも結果を出してほしいと思います!

 

男子1段決勝は、西川選手 VS 崔源泰選手で、

ウォンテ選手に軍配があがりました!

また西川選手が勝つのかなと思ってたのですが、

個人的にはウォンテ選手のトゥルの方が、

自分好みなので、うれしい勝利です(^^)

ただ、判定と好みは関係ありませんからね

当然、審判は好き嫌いで判定しません!

あ、そーいえば最近あまり審判やってないや(笑)

ははは

 

男子3段、

優勝は吉川選手!

3段のトゥルは、2段にくらべ技術よりも

力強さや迫力のある選手の方が出てくるかと思ったんですけどね、

3段となると柔軟性のある蹴りや、小手先のキレイさよりも、

しっかりした基礎からでる安定感!

そうゆうのを期待していました

なので、

個人的には平間選手や竹内選手のトゥルに注目してました

竹内選手のトゥルは、ナチュラルで好みです!

ただ、もっと練習しろ!

って感じました(笑)

ナチュラルだけどゆるいよ、純(^^;

マッソギの活躍が目立つ選手ではありますが、子供の頃からやってるんで

基本はしっかりしてます

トゥルも、作り込む選手じゃないから自然な感じで良いので

あとはもっとトゥルにやる気を持てばいいなあ(笑)

あ、言い過ぎですかね?

ははは

※平間選手のトゥルは見れませんでした

 

男子2段は一番人数が多く、最激戦区ですかね

優勝は橋本選手!

橋本選手は、昨年の都大会は優勝、今年の都大会は準優勝と、

近年成績が安定してます!

基本がしっかりしてるあかしではないでしょうか

派手さはありませんが、

そのままの方向性で、全日本でもがんばってほしいです!

最近、1段、2段はとくにですが、

カラダがやわらかくて蹴り技に華があるんで、

動作がするどくてキレキレで、カッコイイんだけど

力強さや迫力にはかけるなー

って思うトゥルが多いです

そしてそうゆう選手が勝ち上がっています

キレイでピタってとまる動作をやる選手って、

どうしても迫力や、リズムが落ちる気がするんですよ

完成度は高いんですけど、

引き込まれるような面白みは感じません

 

国際大会もそうなのですが、

動作はキレッキレで、ブレがなく、

フォームもキレイなんだけど、

リズム的にはたんたんとしていたり、

どこか不自然な感じがあって

作り物のようなトゥルに感じます

いざそれを出来るかと言われると、

ボクには上手にできませんが、

トゥルの本質って、

相手がいると思ってしっかり打って、

しっかり蹴る事だと思うんです!

他の師範の方とも話すことがあるんですが、

もっと自然にやった方が良いよね!

昔のトゥルは、粗いかもしれませんが、

見てる人を引き込むような迫力がありました!

最近のトゥルは芸術作品のように一部のスキのないような、

そんな風潮ですよね

 

今のトゥルと昔のトゥル、

どちらが良いのか?

それは好みやその人の求める理想像があると思いますが、

ボクはミサイルのようなチルギを打ちたいです!

バズーカのようなキックを蹴りたいです!

そんなトゥルができるようになりたいなあ(笑)

とか言っといて、

昨年の世界大会前などは、

丁寧なフォーム&キレや止める事を重視して練習してました(^^;

はい、試合用のトゥルをやってしまってました(笑)

昔から、黄秀一師賢のトゥルや、

許智成師範のようなトゥルがかっこいい!

って思ってイメージしていたので、

できれば自分の信じたリズム&パワーなトゥルで試合に望みたいのですが、

その方向性だと自分の技量では勝てないのが現実なので、

昨年はキレイな動作をすることを重視しました(^^;

ははは

これからはコンヌンソギで、

ミサイルのようなチルギを打てるように練習します!

 

さて、マッソギはと言いますと、

男子−50kg 西川選手

男子−57kg 船水選手

男子−64kg 曺洙聖選手

男子−71kg 青木選手

男子−78kg 橋本選手

女子−45kg 橋本詩穂選手

女子−51kg 山田頌子選手

女子−57kg 吉井選手

が優勝です

こちらもやはり順当に、実力のある選手が勝ち上がってると思います

やはり大番狂わせと言うか、

全日本常連クラスの選手が、

1回戦などで落とす事はまれなのですが、

まあそこは抽選の妙で、

1回戦で強者同士があたり、

つぶしあってしまうこともあります

中でも−64kgは、昨年東日本で優勝した伊原選手が、

今年はまさかの1回戦敗退!

相手は垣屋(弟)選手で、いけいけガンガンなので、

伊原選手の苦手とするタイプですね(笑)

いや、テコンドースタイルの選手からすると、

いけいけガンガンタイプの選手は苦手とする人が多いですよね

ボクも昔はキライでした(^^;

ボクの場合は、パンチを覚え、避け方を練習し、

試合経験をつんで自信をつけることで、

いけいけガンガンな選手にも慣れ、

相手下がらないから簡単に攻撃当たるじゃないか

って思えるようになりました!

今では下がらない相手は全然やりやすいです(笑)

 

ちなみに、

ボクも、数年前に東日本で1回戦敗退したことがありました・・

あのときは須賀師範が相手です!

引退をかけた東日本だったので、

ちょっと呆然としちゃいました・・

でもほんと悔しかったんで、めちゃくちゃ練習して、

西日本では優勝することが出来ました!

西と東では選手層も多少違いますが、

西の決勝の相手は須賀師範でした(笑)

 

おっと、昔のことはどーでもいーのでおいといて、

伊原選手にかぎらずですが、

もっと戦い方の幅をもたないとって感じます

得意なパターンは誰にでもあると思いますが、

得意なパターンが通じない相手もいます

伊原選手を例にすると、

遠距離でうまく顔蹴ってポイントとれても、

近距離が苦手ですよね

じゃあパンチ覚えればいいのか?

そーではないです

パンチが好きなら練習して使えるようにすればいいと思いますが、

おそらくキライだと思うので、

相手を間合いに入らせない練習をもっとしたら良いのではないかな

と思いました

それには不用意に下がらないことですね!

自分が距離をとって蹴りたいものだからすぐに下がるんで、

まあ言うのは簡単ですが、

下がらずに距離をとれるようにする!

ことが一つの打開策かと

下がらずに距離をとる?

どーやって?

それは自分で考えてほしいのですが、

相手を下げさせるしかないですよね(笑)

もしくは横に動くか

ボクシングのサークリングのように、

相手を軸にコートを丸く使うとか、

実は方法はたくさんあります

まあ、とっさに避けるときは

だれでも真後ろに下がってしまいます

ただ、2歩、3歩と後ろに下がってはだめなんで、

2歩目でサイドステップ、もしくは3歩目でサイドステップ

という具合に横に動くようにと、練習中に教えてます

 

他の選手見てても思ったのですが、

とにかく不用意に下がっちゃだめですね

「とりあえず下がる(距離をとる)!」

そう思ってる人も多そうですが、

それは多くの場合で間違いです

戦略のない後退は、

無駄です

簡単に下がると相手をつけあがらせるだけなので、

だったら距離潰して前にでた方が良いなーと思います

それで身体同士ぶつかってもしょーがないです

そこは意地のはりどころ、

相手を下がらせるんです!

それでも下がらなかったら?

そう相手が意地になってぶつかってくるようだったら、

そこで下がりたいですね

嫌だから下がるのではなく、

それは戦略的後退です!

何回かぶつかってると、

あ、この人このタイミングで前にくるんだな、

ってところに気づきませんか?

すると、くるタイミングが分かってるんだから

カウンターでもなんでもやりやすいですよね!

そうそうイメージ通りには行かないかもしれませんが、

タイミングと、くる方向が分かったら、

あとは距離の調整だけです

入ってくる勢いを計算にいれて、

膝を畳んでその場で合わせるのか、

下がりながら合わせるのか、

横にずらしながら合わせるのか、

そして、その人のつっこむスピードに、

自分のトラなどカウンターの蹴りは

間に合うのか?

ココが一番重要です!

今まで試合を見てきて、

ほとんどの人が同じ間違いをしますが、

カウンターのタイミングはみんな合ってます

スピードが合ってないんです

特に船水選手など、速い選手とと戦う場合、

攻めるスピードで勝てないから、

みんなカウンターを狙うんです、

でも、自分より速い人相手にカウンターとれますか?

そうそうとれません

案の定、

ほとんどの人がトラやパンデトルリョチャギを狙って、

蹴りが出るよりも先に船水選手に背中とられてます

 

これ、船水選手のつっこむスピードに、

カウンターのトラなどのスピードが間に合ってない、

いわゆるスピード感が合ってないんです

まあボクも失敗することは多々ありますが、

そのときになんで失敗したか?

それをしっかり考えて、

繰り返さないように気をつけます

 

でも、自分よりも速い相手にもカウンターとれる技もあります

ようは回転しなきゃいいんです

パンチだっていいんです

そこはトラやパンデにこだわらない事ですね

 

不用意に下がらないに戻しますが

みんな下がるときに、

下がってから合わせる!

など考えてると思うんで、

実際には無意味にさがってるとは言い切れませんが、

簡単に下がりすぎっていうのは確かだと思います

 

改善するのに、簡単な方法をひとつ紹介しとくと、

とりあえず下がるなら、

軸もずらしとけ!

ってことですかね

もしくはとりあえず下がったら、

構え変えとけ

それだけでも相手に狙いにくくさせますから!

 

 

今回の−64kgは、

57kgからクラスアップした選手も数名いましたが、

思ったような成績にはつながらなかったようです

むずかしいものですね

単純に体重で考えず、

自分の体格や、自分の戦い方にあったクラスを選ぶ事が大事と思います!

カラダなんて作れて当然

そうじゃなきゃプロとして失格です!

・・・はい、テコンドーはプロではありませんね(笑)

ははは

※指導をするものとして、自分はテコンドーのプロだと思って教えてます

えーっと、−64kgは自分も参戦していた階級なだけに

やはり意識してみているのですが、

ボクは松井選手のマッソギが好きです!

さわやかな性格がマッソギにも現れてるのか、

とてもキレイな動き方をしてます

ボクもあんな動き方したいといつも思います!!

でもボクはもっと泥臭い動きになってしまうので

さわやかなマッソギを出来ることがうらやましいです(笑)

※ほめてるつもりです

そこにプレッシャーが加わればさらに良くなるんですけどね

蹴りは速いけど蹴り込むタイプじゃないので、

あまりプレッシャーがないのかもしれませんね

ボク自信、松井選手とは3回ほど試合してますが、

ポイントは取られるけど、プレッシャーは感じませんでした

 

ちなみに、比佐選手は相変わらず下がらずガンガン前に攻めてました!

くらっても動じないので、プレッシャー全開です

もう少し踏み込むスピードがあれば怖いのになあ、

同じ下がらない、前に行くタイプでも、

勝つ人と負ける人の差って、

もしかしたら入るスピードが大きいのかもしれませんね

彼にはこれからも下がらず、

さらに前へ行くマッソギを極めていってほしいと思います!

比佐選手、今度一緒に練習(マッソギ)しよーね♪

※見てないと思うけど

 

男子ー71kgは一切見れなかったのですが、

三橋選手とベンジャミン選手が一回戦でつぶしあったようです

どちらも実力者なので、初戦でつぶしあうのは残念です

しかしこの二人、スピードのあるタイプではなく

良く見るタイプなんで、噛み合ったんじゃないでしょうか?

試合見たかったなあ

で、優勝は青木選手!

ジュニアから上がってきて見事優勝!

来年の全日本での活躍も期待したいと思います

 

個人的には三橋選手が優勝するかと思ってたのですけどね

三橋選手はプレッシャーもあるし、体格もあるんですけど、

何が足りないのでしょう?

個人的には応援してるんですどね、

ここ数年あまり変わってない気もします

※勝手なこと言ってごめんなさい

 

男子−57kgの最注目は、船水選手が−50kgから戻ってきたことです!

相変わらずのスピードで、順当に優勝しました

が、

昔よりもちょっと手数が少ないかな?

とか思ってしまいましたが、

床がすべりやすかったのか、

何度かすべって転んでたので、

らしくなかったですね

そして個人的に川田選手の動きも好きです!

個人的なイメージとして、松井選手と似てる感じで、

蹴りは重たいタイプじゃないですが、

軽快で、バランスよく動くんで見てて

テコンドー!

って感じがします

この数年、−57kgは垣屋(兄)選手の連覇がつづいていますが、

これは来年の全日本が楽しみですね(^^)

 

男子−50kgは、ジュニアから上がってきた西川選手が優勝!

次の全日本は船水選手も鳥潟選手もいなくなってしまって、

選手層がだいぶかわってしまいそうです

 

本人の努力しだいとは思いますが、

そのままの勢いで西川選手が全日本チャンピオンに!?

ってこともありえそうですね

 

男子−78kgや女子−45kg、女子−57kgも、

人が少なくて残念ですね

選手の人たちも、物足りないのではないかと思います

やはり試合数をこなしたほうが調子はあがるし、

選考権利がとれたと言っても、もっと試合したいですよね

 

女子−51kgは

府中道場の山田さん VS 府中道場の山田さん

だったのが印象的でした(笑)

今回は山田頌子選手の方に軍配があがったようです!

 

なんかくどくどと好き勝手な事書いて長くなりましたが、

東日本の全体的な印象として、

上に行く選手はだいたいいつも同じ

昨年同様、ジュニアあがりの選手が台風の目

昨年は坂巻選手、平間選手、

今年は西川選手、青木選手、

 

他の中堅な選手も

みんな練習はしてるんでしょうけど、

結果はいつも2回戦くらいで敗退が多いと思います

考えて練習してますか?

技術的なものには、超えられない壁があるかもしれませんが、

技やスピードで勝てないなら、

相手の動画など見て作戦たてましょうよ

本当に全日本の出場権がとりたいなら、

もっと研究してみてください!

漠然と、いつも通りの練習をしていても、

対戦相手との差はうまりませんから

自分本意な練習では、きっと限界がありますよ!

 

偉そうに色々書きましたが、

ボクもまだまだ未熟な点はたくさんあり、

間違えていることも多々あります!

でも、つねに色々と考えて練習をしています

その中から、参考になる点がひとつでもあればうれしいのですが、

読んで気を悪くされたら申し訳ありませんm(__)m

 

今回出場権利を獲得できなかった選手のみなさん、

西日本選考会に向けてがんばってください!

 

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