2018東日本予選会の感想

さて、東日本予選会が終わり1日たちましたが、

選手のみなさんは、まだ疲労感も強いと思います

上位まで残った選手はとくに

ダメージなどもあると思うので、

今回のように試合の翌日が祝日というのは

カラダを休めることができて良いかもしれませんね!

中には仕事の方もいると思うので一概にはいえませんが

 

また、数名ケガなど負傷者も出たようです

ここでは詳細は書きませんが、一日も早い回復を祈っております

 

さて、あらためまして、試合内容について

書きたいと思います

 

まずトゥル!

ボクが試合に出ていたころとは、1段も2段も3段も、

女子も選手層が変わってきています

それだけみなさん昇段してるってことですね

まあそれはおいといて

全部の試合は見れてないので、一部の印象に残った試合だけコメントします

まず男子2段の決勝

先輩後輩のこの2人、

2人ともとても上手ですね

でも勝利した中川選手は、全日本で見たときの方が完成度が高かったですね

ここから全日本に向けて高めていくと思いますが

期待してますので、がんばって欲しいです

一方、中川選手の後輩になる坂巻選手は

以前より良くなってるように思いますが、

キレと精度で負けてますね

全日本まであと半年あるので、がんばって修正してほしいですね

 

かわって3段トゥル

3段で勝利したのは柴田選手、やはり予想どおりですね

他の選手たちがそこまで差があるとは思いませんが、

まだまだ勝てる選手がでてきませんね

そこはトータルで見た完成度なのでしょうか

キレだけ、蹴りだけ、パワーだけを見れば

もっとすごい選手はいますので、

彼においつけおいこせでみなさん頑張って欲しいと思います!

 

話はかわって、とまってしまった選手がいました

もったいない

トゥル自体は良いトゥルするのに

多分マッソギの方が好きなんでしょうね(笑)

あーゆうとまりかたは練習不足の現れだと思います

 

それと、2段から3段にあがってきた選手も数名いましたが、

まだまだなれてない感がありました

そして手先の動作になる人が多いですね

形はいいけど、それじゃなあ・・ってのが本音です

そして立ち方!

足です

形は正しいですが、

手のインパクトにくらべると足がゆるいんです

コンヌンソギは比較的みんなバシっときめるのですが

アンヌンソギやニウンチャソギは

ゆるいです

手がとまってもひざあたりがふわっとしてる

それじゃ力強さでないです

手先のキレにボクはだまされませんよ!

とかえらそうに言ってしまいましたが、

ボクも完璧にできてるわけではないので、

他人のふりみて自分の動作も直しますm(__)m

立ち方が手のインパクトに合わせてビシッときまると、

すごく迫力でますよ!

そうゆう人が最近すくないですね

 

 

つづいてマッソギ

これは語ると長くなりそうですが、

まず女子ー52kg、千葉の吉井選手の動きが良いと思いました!

あ、これはボクの好みのスタイルです(笑)

残念ながら決勝は負けてしまいましたが、

相手にプレッシャーかけながら、攻めて行くスタイルが

とても良いと思いました

女子では少ないですからね

足もしっかり動いていて、動きにスピード感もあるのですが

でも攻めが直線的すぎるのかな、

合わされる場面が多かったので

決勝は相手と相性わるかったと思います

 

逆に勝った太田選手は、合わせ方が上手でした

入ってくるところにコロチャギ、振り返って飛んでチルギなど、

よくあててました

ちょっとパンチ引けてないけど(^^;

ははは

 

男子−50kgは林選手が優勝!

正直びっくりしました!

ごめんね林選手(^^;

あまりじっくり見れてはないのですが、

1回戦、2回戦、決勝と勝ち上がってきたので、

これは価値ある勝利ですね!

たしかに−52kgは層がうすいクラスですが、

スピードはあるし、

減量も大変だと思います

試合内容的には、動けてるし、良く見てるな!

って思いました

相手のフェイントや届いてな攻撃に手をださないので

ほんとよく見てる感じがしました

そして攻防になったときは、

だいたい最後の1手は林選手が出してます

これ大事ですよね

試合のペースをにぎってました

 

逆に相手の選手は不戦勝もあったので

カラダが温まってないと思います

いや、ウォーミングアップで動けるようにはできますよ

でもアップと1試合やるでは、感覚的に段違いですよね

相手からのプレッシャーを感じる中でカラダを動かしたかどーかは

全然違います

それがない状態で、勝ち上がってきた若い選手との試合は

やりにくいですよね

相手にペースもってかれちゃうと思います

うん

フェイントかけて相手をゆざぶろうとしてましたが、

効果的には見えませんでした

 

フェイントってむずかしいですよね

イーブンの状態ってあまりきかないです

相手より優位になったときこそ、

フェイントって生きてくるので

フェイントの効果性を考えて使った方がよいです

 

女子の試合でも思いましたが、

何気ないフェイントの技、パンデトルリョチャギなどだして

そのせいでスキを作ってるので、

出すだけ損です

むしろ効果ないフェイントは、

キケンだからやらない方が良いです!

ってちょっと辛口ですかね?

ははは

 

つづいて−58kg

これは海外から来てる選手が出場してて

ボクもふくめ、一部で注目していました

世界大会にも出場されてる選手なので

まだ若いけどキャリアもある実力者です!

結果、みごと優勝

最後はゴールデンポイントだったようですが、

やはり日本の選手たちとは動きが違います

良い悪いではなくて、

日本の選手は日本の選手の特徴ってあるんで、

そーではない特徴があると言うか

うまく説明できないけど、

ボクたちとちょっと異質な動きもします

それが対応できないんですよね、みんな

海外で試合して勝てないのはそうゆう経験の差ってあると思います

ああ、なんか何言ってるかわからないですよね(笑)

ははは

−58kgはコートが遠くてあまり見れなかったのですが

やはりスピード感もあって、見応えのある試合も多かったんじゃないですかね

決勝は動画をもらってみましたが、

おもしろかったです

近いうちyoutubeにアップしますんで

興味ある人は見てください

 

つづいて−64kg

田中師範、貫禄の勝利ですね

いや、動き良かったです

蹴った足をもどして身体ひねってトラ蹴ったところなんて、

日本のITFじゃあーゆう動き方する人ほとんどいないので、

すごいなって思います

彼もそれなりに年齢を重ねてるので、

ピークのときとは動きが違いますが、

それでも緩急つけたうごきで、

安定感あります

以前、田中師範や蘇秉秀師範に思ったことなのですが、

ほんとに強い、自信のある選手って、

自分がポイント取られても焦ってません

それは取り返す自信があるからで、

落ち着いていられるんですね

そうじゃないと焦ってつっこんで、自滅しますんで、

そうゆうところ大事だな!

って勉強になります

まあ、逆を返せば、そうゆう強い選手でも

ポイントを取られることはあるんです

完璧じゃないんです

ただ、それにたいして、焦らず自分の失敗を取り返すことができるので

安定して勝てるんですね!

おそらく

技術的には他にも高い選手はたくさんいます

が、

メンタル的に近づいてる選手は少ないのかな

決勝は松井選手、彼もバランスが良くて

とても良い選手です

あと一歩な感じです

ほんと、あと何かひとつ、武器があれば

それがパワーなのか、スピードなのか、

メンタルなのか、

それは彼が自分でみつけるものだと思いますけどね

そして−64kgは一番人数も多いクラスなだけあり、

色々な選手がいます

前回の都大会で見たよりも良い動きだなって感じた選手もいました

が、あまり変わってないな(笑)

って思った選手もいました

そうゆう選手はやはり結果につながってないように思います

今の自分にできることに満足しないように

常に新しくなれるように考えて練習してほしいですね

あ、でも考えすぎて、策におぼれないように気をつけてくださいm(__)m

そーゆう事もありますから

 

つづいて−71kg

うん、大方の予想どおり、青木選手が勝利しました

とても自信を持って試合してたと思います!

彼は今のってると思うので、

自信をつけた今の彼を崩すのは、ちょっとむずかしいでしょうね

まあ、個人的な意見としてはパンチに偏りすぎてるので、

今後もパンチ主体で戦ってると、壁にぶちあたるときが来るんじゃないかな

 

蹴るよりパンチの方が楽です

ヨプチャチルギよりトルリョチャギの方が楽です

そうゆうのと同じで、楽な技や戦法ばかりでいると

戦い方に幅がなくなるので、噛み合わない相手って

いつか出てきます

そのとき大事なのは相手に合わせた戦法をとれるかどうかなので、

パンチ主体の攻めるファイタースタイルだけでは

ポイントとられて逃げ切られた!

なんてことが起こるかもしれません(^^;

でも彼は基礎はしっかり叩き込まれてるはずなので、

大丈夫だと思いますけど

周りがあまりほめすぎて、

調子に乗らせない方が良いかもしれませんね

まあ彼の性格は知らないので、そんな調子にのるタイプじゃないかもしれませんが(^^;

パンチが好きなら、

そのパンチが生きるような蹴りの出し方、攻め方を研究するとか

大事だと思います

ボクシングじゃないし

でも個人的にはパンチ主体のスタイル好きです(笑)

※ボクシング好きなんで

でもやるかやらないかは別で、

ボクならそこに蹴りをもう少し混ぜたいなって感じです

 

−78kg

残念ながら人数も少なく、キケンも出てしまったため

とても残念でしたね

なのであまりコメントはしたくないのですが、

ちょっとレベルが・・

すみません、これ以上はやめときます

 

ということで、

東日本を終えて、今感じたこと、思い出したこと、

印象に残ってた事をかきましたが

これはボクの一方的な面からの意見です

反対の意見もたくさんあると思いますし、

予想で書いてたりもするので、間違ってることもあると思います

なのでボクの意見が正しいとか言うつもりもないので

こんなふうな意見もあるって程度に読んでくれればと思います

嫌な人は見ないでください(笑)

ははは

 

また、全日本に出場する選手たちなので

実名も出してますが、そこはご容赦ください

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